純正vs再生カラープリンター交換用インク

2015年1月19日

 

こんにちは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合blog担当shです。本日の記事は、インクジェットプリンターのインクについての記事です。

 

年賀状の印刷などで活躍するインクジェット式カラープリンター。その交換用インクをめぐり、純正品のメーカーとリサイクル(再生業者)でせめぎ合いが続いている。再生業者は使用済み容器を回収し、独自にインクを再充填して安く販売するが、メーカー側は事前に暗号処理したIC(集積回路)チップを容器につけ、再充填後は残量を表示させない措置で対抗する。国内インク市場の縮小が続くなか、再生業者は“暗号突破力”に磨きをかけシェア拡大を狙う。

解析に64万年「インク残量は正しく表示されませんが、ご使用いただけます」

ある再生業者が販売している交換用インク容器の箱には、こんな注意が書かれている。この容器を使う場合、プリンターの設定を変更し、残量表示を無効にしなくてはならない。プリンターが「インク残量ゼロ」と認識し、印刷ができないからだ。

これはメーカー側が事前に容器に施したICチップの暗号処理によるものだ。容器は一度使い切ると、ICチップに残量が「ゼロ」と記録される。再生時に残量データを再び「満タン」に書き換える必要があるが、そのための残量データの初期化を暗号が阻んでいるのだ。

再生品は、インクジェット式カラープリンターに使用されるインクの使用済みの容器を業者が回収。自分たちでインクを詰めるため純正品より2~3割安いことが強みだ。再生業者がICチップを交換するのは、膨大な手間と費用がかさむため現実的ではない。ある業者は「ここ数年で暗号が強力になってきた。10台のコンピューターを連結しても解析に64万年かかるとの計算が出た暗号もある」と明かす。

新しいものを開発すれば、その裏でその開発したものを上回るものが登場し、消費者にとっては、選択枠が増えてうれしいですが

廃棄につながらないものばかりでは困りますね?

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