紙コップは紙であるのにリサイクル不可

2014年7月30日

こんにちは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合blog担当shです。ここ最近はコンビニでも淹れたてコーヒーが流行っており、アイス専用の氷の需要がすごいそうです。同じくホットの場合紙コップで提供になるため、(特殊コーティング(プラスチック樹脂)の為リサイクル不可)ごみが増えてしまって・・・その紙コップをリサイクルできるようになる記事を見つけましたので。

 

これを解決するために、英国の発明家マーチン・マイヤーズコフ氏は、紙部分とコーティングのシートが簡単にはがせる紙コップを考案。英紙ガーディアン電子版によると、既にコーヒーチェーンやスーパーなどと導入に向けた交渉をしているそうだ。「味も形も口の感触も変わらない。違うのは、ごみ箱に捨てるか、リサイクル用に入れるかだ」と同氏。

英国では年25億個、米国では500億個の紙コップが使われている。世界で年4億個の紙コップを使うスターバックス社は自分のタンブラーなどを持ち込めば割引するサービスを実施。2015年までに25%をリユースできるカップに切り替える計画を立てているが、11年段階ではわずか1・9%だそうだ。

◎日本国内では年間150億個生産されその内6割が飲料用4割が食品用だそうです。(東罐興業株式会社様HPより)

しばらくは専用タンブラーでごみを減らそう。。。

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無駄な包装・・・通販が66%

2014年7月26日

こんにちは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合blog担当shです。仕事が忙しくてなかなかショッピングへいけない場合でもネット通販ですぐに手元に、自分もよく夜中に購入ボタンを押すタイプです。さらに購入したあともあなたにはこんな商品もおすすめですっ・・・まぁ良く観察してるな~と感心します。そんな通販の包装が無駄と感じてる方も少ないと思います。今日はそんな記事を載せます。

 

内閣府は24日、リサイクルに関する意識調査の結果を発表した。無駄だと思う使い捨て製品や容器、包装について複数回答で聞いたところ、通信販売の包装が66%に上った。多くの人が、通信販売の商品が二重、三重に包まれていたり、大きな箱に入っていたりするのを過剰だと感じていることが明らかになった。

 「宿泊施設の歯ブラシなど」が36%、「コーヒーショップでの使い捨てカップを用いた店内販売」が28%と続いた。「飲食店での割り箸の提供」は22%で、具体的な六つの選択肢の中で最も低かった。

 調査は6月に20歳以上の3千人を対象に実施、1880人から回答を得た。

納得の回答ですね?確かに通販の小さいなものでも大きいダンボール、包装用紙に封入されてめんどくさいと感じます。歯ブラシは衛生面を考えると仕方ないと思います。

 

佐川急便、小型廃家電を回収 段ボール1箱分で900円 ~自宅まで集荷

2014年7月22日

こんにちは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合Blog担当SHです。本日は宅配業者も本格的に小型家電回収を発表しましたので、お知らせします。

川急便は小型の廃家電を自宅で回収するサービスを始める。利用者からインターネットで申し込みを受け付け、最短翌日に自宅で集荷する。段ボール1箱に収納できるだけの量を900円前後で回収。再資源化目的の小型廃家電を引き受け、自治体の粗大ゴミ、不燃ゴミ回収を代替する。宅配便の輸送網を転用し、2015年末までに全国規模のサービスにする。

月内に愛知県で始め、9月をめどに中部、関東地域に広げる。炊飯器、掃除機、カメラなど(400品目)、1箱に入れば(20kg以内)何個でもOKだそうです。廃棄物業界より一足早くBtoBからBtoCへ流れを変えていますね。廃棄物業界でも何かできるはずです。知恵を絞ってがんばりましょう。

一般廃棄物の処理金額について

2014年7月11日

こんにちは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合BLOG担当shです。事業系可燃ごみを各都道府県の焼却施設に搬入の際は1kg換算で処理費が発生しており、横浜市では1kgあたり13円となっております。では近隣の処理金額はいったいどれくらいなのか調べてみましたので参考にしていただければと思います。

 

・横浜市13円/川崎市12円/大和市20円/横須賀市15円/鎌倉市13円/相模原市18円/東京都23区15.5円/町田市25円/などです。詳細は各都道府県にお問い合わせ頂き、適正な価格での収集運搬をお勧めします。

 

 

 

太平洋に漂う大量のゴミ地帯。大きさはアメリカ大陸に匹敵?

2014年7月9日

こんにちは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合Blog担当Shです。今回の記事は太平洋にアメリカ大陸なみのゴミは漂流している内容です

 

北太平洋の中央に位置し、潮流により膨大なごみが集められた一帯のことで、正式には「The Great Pacific Garbage Patch」と呼ばれている

流された塵芥は互いに絡まり合い、やがて異常なまでの巨大な集積物となって漂い続けている。その大きさは一説によると、テキサス州の2倍、もしくはアメリカ大陸より広いとも言われてきた。

しかも問題なのは、その中にプラスチックが多く含まれていること。1970年代から急激に大量生産された人工ポリマーが、高濃度の粒子となって海の上層部に浮遊し海洋生物に大きな影響を与えている。

莫大な海のごみが突然消えた!?

2010年にはCadiz大学のアンドレ・コーザー教授たちによってごみの実態調査が行われ、約6万1000㎞にわたり141の地点から3000ものサンプルが収集された。

当初研究者は人類が作ってきたポリマーの総量から計算し、1億tの浮遊物があると考えていた。だが、調査の結果7000~3万5000tしか見つからなかった。

しかし、このことはごみの量が減ったことを意味しているわけではない。そもそも人工物としてのプラスチックには、バクテリアなどの微生物が食べるものが含まれていないため、分解されない。つまり自然に還元されない。ならばいったいどこへ消えたというのか。

プラスチックが小さくなる?

その謎を解くいくつかの考えが挙げられている。

一つはプラスチックに藻や海草などが付着し、重みのため海底深く沈んだという案。もう一つは海の生物によって食べられたという見方だ。

このことを裏付けるように、調査の過程で判明したのはプラスチックが小さくなっていることだ。科学者たちが網を使ってとらえたのは、予想よりもはるかに小さな5㎜以下の粒子だった。しかもそれらは紫外線によってやがては分子レベルにまで細分化されていくという。とすればプラスチックを摂取した魚を、食物連鎖の頂点にある人間が食べる日も近い。いや、すでにそうなっているのかもしれない。

海が教えてくれること

プラスチックの摂取は毒性作用を及ぼすことはもちろん、生物のホルモンを攪乱させると考えられている。しかもそれらを目で捉えることができないというのは、対応への手がかりを失うことになる。

コーザー教授は言う。

「どこまでも深い海はまだ未知のもので溢れている。悲しいことに海に沈んだプラスチックはわれわれの知らないうちに、世界の環境システムをミステリアスなものに変えていくだろう」

人類に与える影響は、未知数ということだろうか。

熱を加えるだけでさまざまに変形し、ポリ袋や食品トレーとしてあらゆる生活の場面で使われているプラスチック。便利であるがゆえに大量生産され、投棄されてきた。しかしこの地球上にあるものはすべて循環している。つまり人間が排出したものは、やがて人に帰ってくる。そのことを海のごみは静かに語り掛けているのかもしれない

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